鹿児島県出水市

出水(いずみ)市は、鹿児島県の北西部に位置し、陸の三方を阿久根市、薩摩川内市、さつま町、伊佐市、及び熊本県水俣市に接しています。また、北西には八代海(不知火海)があります。

面積は、329.98平方km、東西への広がりは約27km、南北の広がりは約23kmになります。

日本一のツルの渡来地

出水市は日本一のツルの渡来地です。毎年10月中旬から12月頃に1万羽を超えるツルが越冬のためにシベリアから渡来し、3月頃まで滞留します。

「鹿児島県のツル及びその渡来地」として国の特別天然記念物にも指定されています。

日本最大級の出水麓武家屋敷群

江戸時代、薩摩藩(現在の鹿児島県)では独自に「外城(とじょう)」という地方支配の拠点を置いて政務や地方警護を行ってきましたが、それらを担う武士の住居と陣地を兼ねた町を麓(ふもと)と呼んでいました。

薩摩藩は藩の中に多くの麓を置いていましたが、中でも肥後国(現在の熊本県)との境に近く、防衛上重要な場所であった出水麓の「外城」は、藩内で最初に築かれて規模も最大であったと言われています。

出水麓は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

詳細

さらに詳しい情報は以下をご参照ください。

出水市ホームページ